ルパンの娘

ルパンの娘原作ネタバレと結末!華と和馬は結婚するのか?

ドラマ「ルパンの娘」の原作は横関大さんの小説「ルパンの娘」。

個性的なキャスト陣が話題となったドラマ版も最終章に入り、華と和馬の恋の行方が気になるところです。

原作のネタバレや結末が知りたくなってしまいますよね。

そこで「ルパンの娘」原作のネタバレと結末をご紹介!

さらに、原作とドラマの違いをまとめたうえで、華と和馬は結婚するのかドラマの結末を予想してみたいと思います。

(引用元:https://www.fujitv.co.jp/Lupin-no-musume/index.html)

「ルパンの娘」の原作は小説!ネタバレと結末を紹介

ドラマ「ルパンの娘」の原作となっている小説「ルパンの娘」のネタバレを結末までご紹介していきます。

主な登場人物のご紹介

まずは主な登場人物をまとめましたので、ご覧ください。

三雲家(泥棒一家・Lの一族)

  • 長女・華…図書館勤務
  • 父・尊…美術品専門の泥棒
  • 母・悦子…宝飾品専門の泥棒
  • 兄・渉…ハッカー
  • 祖母・マツ…鍵師
  • 祖父・巌…伝説のスリ師

 

桜庭家(先祖代々警察官の一族)

  • 長男・和馬…捜査一課に勤務
  • 父・典和…警視庁に勤務
  • 母・美佐子…鑑識課に勤務
  • 妹・香…交通課に勤務
  • 祖母・伸枝…元警察犬訓練士
  • 祖父・和一…元捜査一課

 

その他

  • 巻…捜査関係者であり和馬の先輩刑事

 

では、ネタバレのご紹介といきましょう!

華と和馬の出会い

三雲華と桜庭和馬は恋人同士。

ふたりは華が務める図書館で出会う。

本を返しに来た和馬に華が対応したのがきっかけでお互い大切な存在となり、和馬は結婚も考えるようになった。

ある日、和馬から自宅へ来て欲しいと言われた華は、仕方なく桜庭家へ。

和馬は家族へ華を紹介したのだった。

桜庭家では、華との結婚に賛成する者、反対する者それぞれであった。

そんな中、華は和馬とは結婚できないと悟ってしまう

公務員と聞いていた和馬は、警察官一族の長男だった。

対し、華は泥棒一家の娘

この恋が許されるはずなどないのだ…

三雲巌が死亡?立嶋雅夫殺害事件発生

和馬の自宅から帰宅した華。

そこで目にしたのは、ホームレスの立嶋雅夫が殺されたというニュースであった。

「立嶋雅夫」の名前を聞き、その場にいた華の兄・渉はうろたえる。

祖父の巌に頼まれ、警視庁のデータベースにアクセスし、立嶋雅夫の顔写真と指紋を巌のものと入れ替えていたからだ。

となると、殺されたのは巌なのか?

華と父の尊は、確認のため病院へ潜入する。

遺体は顔がわからなくなるほど潰されていたが、指にはめていた指輪は巌のものだと確認ができた。

三雲家の正体がばれる

和馬とは結婚できないとわかっていた華だったが、和馬の祖母・伸枝や妹の香に気に入られ、桜庭家では歓迎ムード。

しかも、両家の親が対面することになり、これがまたうまくいってしまったのだ。

一方、先輩刑事の巻とともに立嶋雅夫殺害事件を追っていた和馬は、重大なことに気づいてしまう。

発見された立嶋雅夫は、伝説のスリ師である三雲巌

三雲巌は立嶋雅夫になりすましているうちに殺されたのだ。

しかも三雲巌の家族は「Lの一族」と呼ばれる泥棒であり、華は孫娘であることもわかった。

和馬は、華は泥棒をやってはいないのだろうが、犯罪者の娘と結婚できるわけがないと判断する。

華と和馬、お互い同意のうえでふたりは別れたのだった。

三雲家と桜庭家の秘密

結婚が破談となり、華は桜庭家へお詫びに行く。

華が泥棒一家の娘だと知り、和馬をはじめ、父の典和、母の美佐子は結婚できないのは当然だと主張するが、和馬の妹と祖母の伸枝は華と結婚すべきだと言う。

桜庭家の家族会議の結果、華と和馬の結婚は、やはり破談となってしまった。

それを聞いていた祖父の和一は、華を受け入れる努力をしてほしかったと、桜庭家の秘密を話し始める

桜庭和一と伸枝、三雲巌は大学時代の同級生だった。

伸枝に好意をもっていた和一に、伸枝と付き合うきっかけをくれたのは巌。

それくらい、仲の良い存在であったのだ。

華と和馬を出会わせたのも和一だった。

和一と巌の会話で、お互いの孫が結婚したら…という話になり、和馬を図書館へ行かせたというのだ。

華と和馬の出会いが仕組まれたものであったことに和馬は驚いたものの、和一からはさらなる秘密が明かされる。

大学時代いつもは伸枝を寮まで送っていた和一だったが、ある晩だけはできなくなり、代わりに巌が送っていくことに。

そんな夜に限って、伸枝は男に暴行されそうになったのだ。

一緒にいた巌も男に殴られたが、なんとか伸枝を守ることができた。

しかし、伸枝は額に大きな傷ができ、それは今も残っている

責任を感じた巌は、内定が決まっていた貿易会社に就職せず、スリ師として生きることを選んだ。

そして、伸枝を襲った犯人を追い続けていたのだ。

エミリとの結婚を決めた和馬

和一から桜庭家の秘密を聞かされた和馬だったが、華とは別れることを選んだ。

警察官としての判断を優先させたのだ。

それから1年がたち、和馬は橋本エミリという一般女性との結婚を決めた。

お見合いで出会ったエミリだったが、和馬の先輩刑事・巻の従兄弟だったという偶然にも背中を押されたのだった。

しかし、華のことを忘れることもできず、和馬は立嶋雅夫殺人事件のことを追い続けていた。

遺品と思われていた「M」の刺繍入りのハンカチは捜査関係者のもので、イニシャルが「M」の人が犯人

さらに、当時のアリバイがない人物である、というところまでたどり着いていた。

一方の三雲家は、和馬が立嶋雅夫の事件を追っているうち、宝飾品を盗んだと警察にバレてしまった悦子と尊が指名手配となり、全員バラバラになるしかなかった。

立嶋雅夫殺害事件の犯人は巻

ある日、華が働くお店に兄の渉がやってくる。

和馬が結婚すると聞いた渉は、三雲家全員を集め、結婚式に和馬を盗み出そうと提案したのだった。

それを聞いた華以外はみんな乗り気で、結婚式当日には玄関を出てきた和馬をリムジンに乗せ、本当に連れ去ってしまった。

最初こそ抵抗していた和馬だったが、電話が入り立嶋雅夫を殺した犯人を確信

この状況を利用しようと考える。

巌を殺した犯人が招待客の中にいる、協力して欲しいと三雲家に頼み、和馬の計画は実行されたのだった。

和馬は、結婚式の途中に先輩刑事の巻を呼び出した。

それも和馬と巻のやりとりが結婚式場で映像として流れている。

和馬の巧みな誘導があり、巻は自供を始めた。

立嶋雅夫を殺したのは巻だった。

巻の祖父は、元警視庁の警察官だった巻英輔。

巻英輔は、和一と伸枝、巌より2つ年下だったが同じ大学に在籍していた。

伸枝を襲ったのは、巻の祖父だったのだ。

祖父から、50年以上も前のことで立嶋雅夫に付きまとわれ困っていると相談を受けた巻は、自分が頼られたことが嬉しくて立嶋雅夫との間に入った。

しかし、最初は謝罪のみ要求してきた立嶋雅夫だったが、金を出さなければすべて表沙汰にすると脅しにかかってきたのだという。

それが頭にきた巻は、立嶋雅夫を殺してしまったのだった。

三雲巌は生きていた

犯人だった巻は逃走を図ったが、すぐに逮捕された。

結婚式をメチャクチャにした和馬は、桜庭家から勘当されたものの、それは華と一緒に暮らすようとの家族からの配慮だった。

おかげで、華と和馬は一緒になることに

それから3ヶ月。

三雲家の家族も新しい住まいで、生活を再開させていた。

華と和馬が三雲家を訪れると、尊・悦子・渉・マツの姿が。

そして驚いたことに、和室には和一と巌の姿があった。

すべては巌と和一の計画どおり

ことの真相は、巌の口から語られた。

巌と和一が、付き合い始めた華と和馬を結婚させようと考えたのがことの発端だった。

ただ結婚させるのではなく、お互いの秘密を知ったうえで結婚させなければ、幸せになどなれるわけがない。

そんな矢先、巌は伸枝を襲った人物を発見。

自分と背格好が似た立嶋雅夫を使い、巻英輔に近づけさせた。

しかし、欲が出た立嶋雅夫は巌に断りもなく巻と接触し、脅しをかけ殺されてしまったのだという。

この状況を華と和馬を結びつけるために利用できないかと思案した巌は、死んだ立嶋雅夫は自分だと思わせることにした

そして、和一からの情報で和馬が捜査担当になると確認。

和馬が捜査をしていくうちに、巌に疑いの目を向け、華の正体を知ってしまうよう仕組んだ。

思いがけない問題にもぶつかったが、和一と連絡を取り合い修正まで行っていたのだという。

巌と和一の計画は、すべて予想どおりに事が運んだ。

おかげで、華と和馬はお互いの秘密を知ったうえで一緒になることができた、というわけだ。

これを聞いた和馬は呆れ返ってしまう。

しかし、そんな巌にも予想外の出来事が起きていると華は微笑む。

お腹には赤ちゃんがいる

その報告に、巌と和一は喜びがこみ上げてくるのだった。

「ルパンの娘」原作とドラマの違う点はある?

「ルパンの娘」原作のネタバレをご紹介しましたが、ドラマと違う点があると気づかれた方も多いのではないでしょうか?

「ルパンの娘」原作とドラマの相違点について、まとめてみました。

原作とドラマの相違点① 登場人物

原作とドラマの相違点①は登場人物です。

  • 原作にいてドラマにいない人物
  • 原作にいなくてドラマにいる人物

両方いました。

原作にいてドラマにいないのは和馬の祖母

原作にいてドラマにいない人物は、和馬の祖母

原作では生きていますが、ドラマではすでに死んだことになっています

巌と和一を結ぶ重要な人物ですので、回想シーンなどで出てくる可能性もありそうです。

原作にいなくてドラマにいるのは円城寺

ドラマで華麗な踊りと歌声でミュージカルをみせてくれる、大貫勇輔さん演じる円城寺耀

円城寺はドラマオリジナルの登場人物となっています。

素敵な踊りと歌声はやっぱりテレビだからこそ、ですね。

和馬のライバルとして原作でも登場していたとしたら、本1冊には収まらないかもしれません。

あったら読んでみたい気もしますが^^

原作とドラマの相違点② キャラクター

原作とドラマでは、キャラクターが違う登場人物がいました。

華はついスリをやってしまう女性

原作の華は、ついスリをやってしまう女性として描かれています。

祖父との訓練を積んできた華は、無意識にスリをやってしまうのです。

決して悪気はないので、バレないよう返すのですが、ドラマの華とはイメージが違うような。

ドラマで深田恭子さんが演じる華ついウッカリ泥棒をはたらいたことは一度もありませんから、しっかり屋さんですね!

和馬の妹・香は独身

原作での和馬の妹・香は独身です。

華を気に入り、泥棒とわかった後も、和馬は華と結婚すべきだと主張します。

ドラマでは結婚しており旦那さんも出てきたものの、香のシーン自体が少ないのが残念です。

エミリは一般人

原作でのエミリは一般人で、モデルのような美人として描かれています。

また、登場するのは和馬との結婚が決まってからです。

ドラマのエミリは警察官で、いまいちパッとしないうえ、とらえどころのない女性

しかも、ドラマの前半から登場。

原作とドラマではかなり違いますね。

原作とドラマの相違点③ 華と和馬の出会い

原作での華と和馬の出会いは、ネタバレでもご紹介したように、和馬が華の勤める図書館本を返しに行ったのがきっかけでした。

ドラマは、子供に絵本の読み聞かせをしていた華が突然泣き出し、その場に居合わせた瀬戸康史さん演じる和馬純粋な女性だと思いその場でキス

ドラマはなんともロマンチックな出会い♡

しかし、ドラマでの和馬は仕事で図書館を訪れていたとのことですので、和一が華との出会いを仕組んだことにはならないかもしれません。

となると、ドラマは原作とは別な展開の可能性も!?

これはかなり気になりますね。

原作とドラマの相違点④ 華と和馬のご両家対面は順調だった

(引用元:Twitter/@takesawa41)

原作では、華の両親と和馬の両親の顔合わせは順調にすすんでいきます。

しかも、父同士だけでなく母同士も話がはずむのです。

ドラマは華の母・悦子と和馬の母・美佐子がお互いに気に入らずマウンティングしているような状態でした。

悦子役の小沢真珠さんから、昼ドラ「牡丹と薔薇」の名セリフ「泥棒猫!」が飛び出したシーンでもありましたので、小沢真珠さんにこのセリフを言わせたいがための演出だったのでしょうか?

それだけではないとは思いますが、小沢真珠さんの悦子は強烈キャラでしたので、可能性は否定できませんね。

原作とドラマの相違点⑤ 立嶋雅夫殺害事件がはじまり

原作は、華と和馬の関係が描かれた後、すぐに立嶋雅夫殺害事件へと話がうつっていきます。

ドラマは、華と和馬の出会いが描かれ、その後もふたりの恋模様を中心に描かれました。

ドラマ「ルパンの娘」はミステリーというよりは、恋愛ものととらえた方がしっくりきますから、最初から原作よりも恋愛要素が強めのストーリー展開を予定していたのでしょうね。

ドラマで立嶋雅夫の名前が出てきたのは、第9話

原作で描かれたミステリーは、最後でギュッと凝縮されたような形となりそうです。

ただし、第10話予告には若かりし頃のマツが登場するとのお知らせがありましたので、伸枝が襲われる原作とは違った展開になると考えられます。

どんぐりさん演じるマツの過去に何があったのでしょう?

原作と違うとはいえ、こちらも楽しみですね。

ドラマの結末は、華と和馬が結婚?

ここまで、原作のネタバレとドラマとの相違点をみてきましたが、気になるのはドラマの結末!

華と和馬は結婚するのか?ですよね。

では早速、結末を予想してみたいと思います。

華と和馬は結婚するでしょう

結婚とはいっても正式なものではなく、事実婚

原作とドラマで登場人物などの違いが見られ、第10話予告でも原作と違った展開は予想されるものの、華と和馬の結婚に影響を及ぼすのかと言われると、そこまでではないのかなと。

それにドラマでも和馬はエミリとの結婚を決めたので、立嶋雅夫殺害の犯人は巻となりそうですし、巻の逮捕に貢献した和馬は警察官を続けていくと予想します。

すると、泥棒の華と警察官の和馬が戸籍上の結婚をするのはハードルが高すぎるので、事実婚という形でおさまるのではないでしょうか。

家族に認められているので、結婚式のシーンなどもありそうですね。

妊娠報告もあると思います。

それに、あんなに愛し合っていたふたりですから、ハッピーエンドでないわけがない

と思うのですが、いかがでしょうか?

それから、ドラマの前半から登場したエミリが結婚式を潰されてそのまま引き下がってしまうのはもったいないような気も。

和馬には岸井ゆきのさん演じるエミリからビンタの一発もあれば面白くなりそう。

「ルパンの娘」のラストが楽しみですね♪

ルパンの娘原作ネタバレと結末!華と和馬は結婚するのか?まとめ

ドラマ「ルパンの娘」の原作ネタバレと結末をご紹介してきました。

原作とドラマの相違点についてもみてきましたが、最終的には華と和馬は結婚までたどり着き、原作と同じ結末になると予想。

実際にはどんな結末が待っているのか、ドキドキです。

ドラマだけの登場人物、円城寺は華にフラれることになるのでしょうが、幼馴染のふたりが仲良く歌って踊るラストが見たいなと思います。

ドラマ「ルパンの娘」最後まで見守りましょう!