2018紅白歌合戦出場、「刀剣乱舞」刀剣男士19出演作は新選組、戦国時代などが舞台

2018年紅白歌合戦に特別企画枠で出演する刀剣男士たちの出演した演目と、そのストーリーを前回に引き続き簡単にご紹介したいと思います。

前回の記事はこちら→

今回は二作品をご紹介します。

  • ミュージカル「刀剣乱舞」~幕末天狼傳~
  • ミュージカル「刀剣乱舞」~三百年の子守歌~

第一部がミュージカル(芝居・歌)で、第二部がライブ(歌・ダンス)という構成は、前作の阿津賀志山異聞と同じです。

それではそれぞれの出演演目を紹介していきます。

それぞれの刀剣(役名)の読み方と俳優さんの名前の読み方については、前々回の記事を参照ください。→こちら

  • ミュージカル「刀剣乱舞」~幕末天狼傳~

(本公演:2016年9月24日(土)~10月30日(日)/東京凱旋公演:2016年11月17日(木)~11月27日(日)/上海公演:2017年1月13日(金)~1月15日(日))

『加州清光』役・・・佐藤 流司くん

『大和守安定』役・・・鳥越 裕貴くん

『和泉守兼定』役・・・有澤 樟太郎くん

『堀川国広』役・・・阪本 奨悟くん

『蜂須賀虎徹』役・・・高橋 健介くん

『長曽祢虎徹』役・・・伊万 里有くん

(ストーリー)

刀剣男士たちの元主である新選組の面々が池田屋に乗り込むことろから始まります。

蜂須賀虎徹以外はみな新選組の刀で構成された隊が編成されるのですが、隊長はなんと新選組とは関係がない蜂須賀虎徹です。蜂須賀虎徹は名刀「虎徹」の中でも阿波徳島藩主蜂須賀家の家宝であり、試し切り以外は重宝に飾られていました。それとは対照的に兄である贋作の長曽祢虎徹は蜂須賀虎徹に「贋作」と毛嫌いされても、新選組隊長近藤勇の刀として黙々と、そして勇敢に戦います。真作の弟は贋作の兄に対して様々な感情を抱きます。嫌悪や軽蔑、それが兄のひたむきさや戦い方に触れるにつれ、やがて関心や尊敬に変わっていき、蜂須賀虎徹は自身の存在に迷いながらも隊長として成長していきます。

沖田総司の愛刀だった加州清光と大和守安定は本当に仲良しなのですが、安定は池田屋事件のときに自分ではなく加州清光が選ばれ、自分が選ばれなかったことに複雑な想いを抱いていました。肺結核を患っていた沖田の傍で彼の人生を見守りたいと皆に申し出ると、隊長・蜂須賀虎徹は許可を出し、安定ひとりで新選組に入隊します。大和守安定は自分に何かできることはないかと模索しながら元主の元で無口に見守り続けるのですが、薬で沖田の結核を治そうとします。歴史を変えることはご法度なので、その禁を破ったときは加州清光が制裁すると言い放ちます。同じ主を持つ者としての加州清光なりの優しさですね。

そして土方歳三の愛刀であった大和守兼定は芯の通った性格とリーダーシップを発揮して隊を纏め、同じく土方歳三の脇差であったとにかく明るい堀川国広は大和守兼定の周りを犬のようにくるくる付きまといます。新選組の最後は歴史の波の中に消えてしまい、彼らの元主の最後は悲劇ですが、この2振の遣り取りが時代の緊張感を和らげてくれています。

  • ミュージカル「刀剣乱舞」~三百年の子守歌~

(本公演:2017年3月4日(土)~4月9日(日)/東京凱旋公演:2017年4月14日(金)~4月23日(日)/珠公演:2017年5月19日(金)~5月21日(日))

『石切丸』役・・・崎山 つばさくん

『にっかり青江』役・・・荒木 宏文くん

『千子村正』役・・・太田 基裕くん

『蜻蛉切』役・・・spiくん

『物吉貞宗』役・・・横田 龍儀くん

『大倶利伽羅』役・・・財木琢磨くん

※財木琢磨くんは2018年紅白歌合戦には出場しません。恐らく大人の事情があるんでしょうね。残念です。

(ストーリー)

舞台は戦国末期から江戸初期。歴史修正主義者の歴史遡行軍によって、歴史上本来なら徳川家を盛り立てていくはずだった家臣たちが皆殺しにされてしまいます。歪んでしまった歴史を元に戻すため、ひとり助かった赤ん坊の徳川家康を皆で育てていこう、というところから始まります。

徳川家康の守刀であった物吉貞宗の記憶を元に、刀剣男士たちは死んでしまった家臣たちに成り代わり、江戸時代へと続く長い歴史を再構築していきます。

服部半蔵に成り代わった石切丸は冷静に歴史に忠実に役をこなします。鳥居元忠に扮した物吉は家康を立派な青年に育てあげます。酒井忠次に扮したにっかり青江、は人を斬り過ぎて冷えた心に血が通ったような不思議な感覚で赤ん坊の家康を腕に抱き、戸惑いながら子育てに参戦します。社畜の40代後半の男性が突然父親になった、みたいな感覚でしょうか?

元主の本多忠勝を敬愛する蜻蛉切は自分が主に成り代わることなんて恐れ多くてできない、と辞退しますが、結局は背中を押されて本田忠勝として戦に子育てに奮闘します。

読めないのは妖刀と恐れられた千子村正と大倶利伽羅です。村正は徳川家に仇なす妖刀である自分が徳川家の家臣の役なんておかしいと主張するのですが、そういった伝説は本当か嘘かもわからないまま噂が大きくなってしまったのではないかというくらい、村正はいい奴なんです。本当にツンデレで思っていることとやることが違うタイプですが、蜻蛉切がすごく村正をフォローしてくれて、ことあるごとに「こいつ本当はいい奴なんです。誤解しないでください」みたいなことを周囲に言ってあげます。大倶利伽羅はなれ合いが嫌いで部隊から距離を置いて見守っています。

しかしそんな彼らも様々な人との出会いやコミュニケーションの中で成長し、協力して徳川の歴史を作り上げようとします。

そしてクライマックスは服部半蔵に扮した石切丸が、家康の子供である信康を殺そうとするところです。石切丸は分かっていたのです。自分の手で育て上げた信康を歴史に従って誰かが殺さなくてはいけないことを。そしてその任を請け負うために服部半蔵になったのだということを、他の刀剣男士たちは知り、最期は検非違使という歴史を修正する何物か?によって歴史が正しく修正されるのですが、といった内容になっています。

とても感動的で、悲しい物語です。個人的にはこのお話が一番好きで、おすすめです。

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