「監察医朝顔」第1話で主人公の母が東日本大震災で行方不明になったとわかりました。
「監察医朝顔」で東日本大震災のシーンのロケが行われた三陸鉄道は「あまちゃん」の舞台だと話題です。
「監察医朝顔」と「あまちゃん」のロケ地は三陸鉄道で同じなのでしょうか?
また、朝顔のお母さんが震災で行方不明となるシーンに辛いとの声や、原作との設定の違いを指摘する声があがっていましたのでご紹介します。
まずは、Twitterの反応から見てみましょう。
→「監察医朝顔」第1話を見逃した方は、こちらからご視聴が可能です。
「監察医朝顔」岩手三陸鉄道ロケ!「あまちゃん」の舞台にもなった場所?
まずはTwitterの反応から見てみましょう!
何と!三陸鉄道出てる #監察医朝顔
— りきぽん (@tetsu_1226) 2019年7月8日
お母さんまだ行方不明なのかな、、 #監察医朝顔
— ゆうり (@h0MTjKQavF9nlKr) 2019年7月8日
朝顔は津波で母と生き別れたんだね。 #監察医朝顔
— チヨコン (@choko_ko) 2019年7月8日
朝顔のお母さんが東日本大震災で行方不明になったシーンが、話題となっていますね。
その話題のシーンのロケは三陸鉄道で行われており、2013年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」と同じ舞台ではないかとの声があがっていました。
三陸鉄道とは、東日本大震災があった岩手県の海沿いを走る鉄道で、久慈駅から盛駅までの海沿いを結ぶ路線となっています。
東日本大震災でも多大な被害を受け、全線不通となり、2012年から少しづつ復旧を果たしてきました。
「監察医朝顔」と「あまちゃん」のロケは同じ場所だったのでしょうか?
「監察医朝顔」のロケ地は三陸鉄道「仙の浦」
「監察医朝顔」の公式Twitterでは放送前に、三陸鉄道でのロケが行われたとお知らせがありました。
#監察医朝顔 先日無事、三陸鉄道の駅にてクランクインを迎えました👏✨
胸が苦しくなるような切ないシーンからのスタートでしたが…、
突如現れた巨大獅子舞にはお二人ともテンション⤴️東北では権現様と呼ぶそうです👀クランクイン記念に父娘ツーショット☺️💓#上野樹里 #時任三郎 pic.twitter.com/F4XeRXU54N
— 【公式】「監察医朝顔」7/15 第2話放送! (@asagao_2019) 2019年5月20日
「監察医朝顔」の撮影は、三陸鉄道でのシーンから始まっていたのですね。
写真の巨大獅子舞は、岩手県大船渡市三陸町綾里の「綾里大権現」。
三陸鉄道の綾里駅近辺で撮影が行われたようです。
さらに、「監察医朝顔」第1話をよく見ると、「仙の浦」の文字が見えました。
「仙の浦」のロケ地となったのは、三陸鉄道リアス線「甫嶺駅」でした。
というわけで、第1話で主人公・朝顔(上野樹里さん)と父・平(時任三郎さん)が降り立った駅は「甫嶺駅」で、他に「綾里」でもロケが行われたとわかりました。
第1話では巨大獅子舞は映りませんでしたので、今後も三陸鉄道のシーンがありそうですね。
朝顔は「仙の浦」で当時を思い出して立ち止まり、耐えきれなくなったのか、ひとりで帰ってしまいました。
このシーンで朝顔は、車内でも東日本大震災を思い出し、涙を流します。
東日本大震災が起きる日、お母さん(石田ひかりさん)の実家へ向かった朝顔。
途中まで、朝顔はお母さんと一緒だったのです。
しかし、地震が起きた後、海のそばで商店を営む足の悪い女性を心配したお母さんは海の方へと戻っていきます。
地震後、母は戻らず…。
母を懸命に探す朝顔でしたが、どこへ行っても見つからず、今もなお行方不明のままなのでした。
「あまちゃん」のロケ地も三陸鉄道だけど・・・
つぎに、「あまちゃん」についてですが、「あまちゃん」も東日本大震災にまつわるストーリーが展開されています。
「あまちゃん」のロケが行われたのは、やはり「監察医朝顔」と同じく三陸鉄道でした。
「あまちゃん」のロケ地となったのは、久慈駅・道堀内駅・堀内駅・田野畑駅・野田玉川駅。
特に久慈市はドラマの中心舞台となり、話題になりました。
監察医朝顔のロケ地である、「甫嶺」と「綾里」の文字はありませんね。
というわけで、「監察医朝顔」と「あまちゃん」のロケ地は三陸鉄道という点では共通していましたが、撮影を行った駅は異なることがわかりました。
本日の三陸鉄道 堀内駅。
連続テレビ小説『あまちゃん』より袖が浜駅モデル。海がとってもキレイなの🌊
駅ノートは待合室内にバックナンバー付きで置かれてます📔 pic.twitter.com/hxnJJpeIpi— 河合野好@C96 4日目(月) 西-お11b (@kawaiinosky) 2019年7月2日
三陸鉄道の車両が走るシーンがありましたから、あまちゃんを思い出した方が多かったのはうなずけますよね。
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東日本大震災で母が行方不明で辛い?
「監察医朝顔」第1話で東日本大震災で朝顔の母が行方不明になるシーンで、「辛い」との声があがっていました。
まずは、Twitterの反応を見てみましょう。
震災思い出して辛い
見つからない辛さ蘇る辛い— chanmi (@x0mi0ho0x3) 2019年7月8日
現在パートは正直どうかと思ったけど、震災パートやばい。泣ける #監察医朝顔
— さーり (@saaahri) 2019年7月8日
あぁ…震災絡みでこの別れかたは辛いなぁ… #監察医朝顔
— Kimi🐼thank you👑 (@joyful_A) 2019年7月8日
震災のシーンが流れ出した時点で辛いと感じた人、震災で母が行方不明になった朝顔が辛くて泣けると感じた人、それぞれいらっしゃいました。
被災者の人は見るのが辛いのでは?といった声もありました。
震災の描写そのものに辛いと感じている方が多かったように思いますが、どちらにせよ震災に関する自分の記憶と重ね合わせて「辛い」「泣ける」と感じた方が多かったようです。
震災時の揺れだけではなく、遺体が安置されている場所を朝顔が訪れるなど、見ているだけで辛くなるようなシーンもありました。
こうなると、辛いと感じるのがふつうの感情で、何かを思わずにはいられなかった人も多かったのではないでしょうか?
私の母も、友人を東日本大震災の津波で亡くしていたので、思わず絶句してしまいました・・・。
そして、ここまで描いた「監察医朝顔」の本気もうかがえるシーンでもありました。
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「朝顔」原作では阪神大震災で母が行方不明?ドラマとの設定の違いは?
ドラマ「監察医朝顔」では、朝顔のお母さんは東日本大震災で行方不明になっていますが、原作と設定が違うとの声がTwitterにあがっていました。
監察医朝顔、結構原作と設定違うな
お母さんのくだりは阪神淡路から東北の震災に変わっとるね— めーこ (@Cl__rl) 2019年7月8日
原作は違う震災だったから、主人公の年齢からして3.11だとは思った。
けど、観るのツラいわ。
上野樹里さん、やっぱり上手い😭#監察医朝顔— にゃはは (@masamimama79) 2019年7月8日
「監察医朝顔」の原作は、漫画『監察医 朝顔』で2006年から2013年まで「週間漫画サンデー」で連載されていました。
原作の内容を調べたところ、漫画「監察医 朝顔」で主人公の朝顔の母が行方不明となるのは、平成7年(1995年)に起きた阪神淡路大震災となっています。
たしかに、原作とドラマでの設定は違いますね。
なぜ違う設定となったのか、考察してみたいと思います。
ドラマ「監察医朝顔」は、2019年のストーリーとして描かれているようです。
2019年の時点で、新米法医学者として働いている朝顔ですから、年齢は20代でしょう。
すると、朝顔は阪神淡路大震災の経験はしていないことになります。
ですので、朝顔のお母さんが行方不明になるのは東日本大震災、とする必要があったものと思われます。
阪神淡路大震災から、東日本大震災にした理由は、ドラマの時代背景によるものだったのではないでしょうか?
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監察医朝顔三陸鉄道と震災で母が行方不明で泣ける?あまちゃんの舞台にも・まとめ
「監察医朝顔三陸鉄道と震災で母が行方不明で泣ける?あまちゃんの舞台にも」として、
- 「監察医朝顔」第1話のロケ地三陸鉄道が「あまちゃん」のロケ地と同じなのか?
- 震災のシーンが辛いといったTwitterの声
- 朝顔のお母さんが行方不明になった震災の設定の違い
について紹介してきました。
「監察医朝顔」の第1話とあまちゃんのロケ地は、三陸鉄道という点では一致していましたが、撮影が行われた駅名は違っていました。
この先の「監察医朝顔」にも、岩手県三陸のシーンは登場しそうです。
辛いシーンとなった第1話でしたが、笑顔の朝顔が三陸で見られる回も出てくるかもしれませんね!