「白い巨塔」2019年版ドラマの野坂教授が女性で若い!
原作の「白い巨塔」では野坂教授は男性だったのに対し、今回のドラマは女性でしかも若いのは、どうしてなのでしょうか?
また野坂教授は財前準教授の敵なのか味方なのか?
気になる2話ネタバレと3話の考察をしていきます。
(引用元:https://cu.tv-asahi.co.jp/watch/1536)
「白い巨塔」野坂教授が女性で若い!Twitterの反応は?
「白い巨塔」の野坂教授が女性で若い設定だと話題になっています。
早速、Twitterの反応を見てみましょう!
野坂教授を女医にしたのは時代に沿ってるし良いと思うが、いくらなんでも若すぎw #白い巨塔
— pharmapima (@pharmapima) 2019年5月23日
田宮版、唐沢版より自信を持って良いと思えるところを見つけたよ!!!!野坂教授を女性にした事だよーー!!!!
女医さんだから単純にいいというわけではなく、2019年版らしい時流と市川実日子が入る事でのバランスの良さがとってもいいんだよーーー!!!!#白い巨塔— もしもす屋 (@ririsuke_____) 2019年5月23日
でも、どうして女性というだけでこれほど話題になっているのでしょうか?
理由を調べてみました。
「白い巨塔」野坂教授の原作は男性。なぜ若い女医の設定になった?
(引用元:https://twitter.com/shiroikyotou_ex)
原作の「白い巨塔」では、野坂教授は男性として描かれています。
その後映像化された過去4回のドラマ「白い巨塔」でも、男性キャストが演じています。
- 1967年版:武藤英司
- 1978年版:小松方正
- 1990版:中尾彬
- 2003年版:山上賢治
ベテランの名俳優揃いで、シブイ方々が並んでますね!
では、なぜ今回女性で、しかも若い設定になったのでしょうか?
原作の「白い巨塔」が発表されたのは1963年、今から56年も前なんですね!
その頃と比べたら、医療現場の環境や、そこで働く医療関係者、もちろん医療技術なども劇的に変化していると思われます。
女性の社会進出なども目覚ましく増加していますし、女性医師ももちろん増加しています。
2019年版として映像化するにあたり、現代の医療現場に違和感なく近づける意図があったのではないでしょうか?
また、原作や過去のドラマでは整形外科医の設定でしたが、今回は脳神経外科医になっているのも、今っぽくて新鮮ですね♪
野坂教授役の女優は市川実日子!プロフィールをご紹介
(引用元:http://suurkiitos.com/mikako_ichikawa)
野坂教授役の市川実日子さんは、どんな女優さんなのでしょうか?
プロフィールとともに、ご紹介します。
- 生年月日:1978年6月13日(年齢40歳)
- 出身地:東京都
- 身長:169㎝
- 趣味:写真・手芸
- 事務所:スールキートス
モデル出身の女優、市川実和子さんの妹として、ファッション雑誌「Olive」に何度か登場した後、1994年に雑誌「Olive」の専属モデルになります。
その後も「CUTiE」、「Zipper」、「GINZA」などの雑誌に登場。
1998年に「How to 柔術」で女優デビューします。
2003年には、初の主演映画「blue」で、第24回モスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞。
2016年に、「シン・ゴジラ」で毎日映画コンクール女優助演賞や、第40回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞されています。
華々しい経歴ですね!
ドラマでも、「満願」、「小さな巨人」「アンナチュラル」など多数出演されていて、演技力には定評があります。
ドラマ「アンナチュラル」でも、白衣姿を披露してくれていましたが、リケジョ役ハマってますよね♪
「白い巨塔」でも、知的なリケジョをどんな風に演じきるのか、期待したいです!
「白い巨塔」野坂教授は敵?味方?2話ネタバレと3話考察!
(引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/)
財前(岡田准一)は、第一外科の次期教授選の選考委員の1人である野坂(市川実日子)に近づき探りを入れますが、そんな財前のもくろみはお見通しのようで、教授選の票集めかと尋ねるのでした。
時期教授候補が、全国から公募された10名の中から選考委員によって絞り込まれます。
それにより、最終候補者は3人に決定。
財前と、東が推薦する金沢国際大学の菊川(筒井道隆)、そして徳島福祉大学の葛西。
葛西を推したのは、野坂でした。
院内で野坂を見かけた財前は、エレベーターに乗り込んだ野坂を引き留め、「勝ち馬に乗った方がいいんじゃないですか?私は必ず勝ちますよ。」と言い手を振ります。
扉が閉まったエレベーターの中で野坂は、「あなたのそういう所が大嫌いなのよ。」とつぶやくのでした。
教授選挙の投票の結果、財前12票、菊川11票、葛西7票でした。
3人とも過半数に満たない為、3位の葛西は失格、後日財前と菊川の2人での決選投票が行われることになります。
葛西の失格を聞いて、面白くなさそうな顔をする野坂でしたが、既に決選投票の相談をしていました。
「どっちにもいい顔して、土壇場で決めればいい。」と言う野坂でしたが、葉山(近藤芳正)との会席の場に又一(小林薫)が現れ、現金700万を渡されます。
野坂の7票を巡って、奔走する両派は、魅力あるポストを約束したり、現金を渡したりと必死です。
7票だから1人100万で700万・・・。
怖すぎですね。
ですが当の野坂は、どちらとも取れない表情で交わします。
財前のことは嫌いだけれど、自分の損得もちゃんと考えて静観する、そんなキャラなのでしょうか。
決選投票の、最後の最後まで、本意は見せなさそうですね。
敵に回すと一番厄介な相手、という印象でした。
プライドや地位の為だけに動きがちな男性と違い、感情でどちらにも転びそうな女性だからこそ、真意が最後まで見えない!
そういう意味でも、野坂を女性が演じるというのは、正解だったのかもしれないと思いました。
決選投票では、どんな結果が待っているのか、楽しみですね。
白い巨塔野坂教授が女性で若い!教授選で敵?味方?・まとめ
白い巨塔野坂教授が女性で若い!教授選で敵?味方?ということで、ネタバレや考察も含め、ご紹介しました。
野坂が女性であることに違和感を覚える方もいれば、むしろ新鮮でいいと思う人もいるかと思います。
原作や、過去のドラマとの違いと比較しながら、ラストまでいろいろ想像するのも面白そうですね。