「インハンド」第8話は、赤髪の遺伝子と自殺の関係を解明する回でしたね。
巨大企業の御曹司、園川直継(夙川アトム)が飛び降り自殺をしたことが発端となった今回、
「遺伝子か環境か」ではなく「遺伝子と環境」が人間をつくるという紐倉(山下智久)の言葉がTwitterで話題になっています。
赤髪の遺伝子・鬼の血が意味するものは、破壊という迷信か、天才的な才能か。
DNA=遺伝子はどこまで人間性に影響を及ぼすのか?
「インハンド」8話は、いつものテンポの良さに加えて環境による洗脳も話題に。
Twitterの反応とネタバレをご紹介していきます。
遺伝子か環境か!Twitterが大騒ぎ。その内容は?
(引用元:Twitter/@tomo______y9)
「遺伝子か環境か」人間性を育てる要因はどちらが大きいのでしょうか。
Twitterでも話題のこのキーワードに対するツイートをご紹介します。
遺伝子と環境 #インハンド
— メソポタミア文明 (@mii__mi) 2019年5月1か月
遺伝子と環境だ #インハンド
— さとくん; (@Storm3104A) 2019年5月1か月
「人間は生まれなのか育ちなのか、遺伝子なのか環境なのか」 #インハンド
— くう@ドラマ実況アカ (@kukucooo) 2019年5月1か月
遺伝子が全てじゃないよね! #インハンド
— ときわたり@はむ🐹実況民 (@maitokiwatari) 2019年5月1か月
遺伝子が全てではない。
やっぱり環境だって大事。
そんな声が上がっていました。
子供は割と自由にさせている方なので、大人になって本人が恥ずかしくないように、しっかりしつけなくてはいけないな、と少し反省しました。
さて、「遺伝子と環境」が大切というのは、どのようなシーンで交わされた会話だったのでしょうか。
「インハンド」第8話をご紹介していきます。
赤髪のDNAは鬼の血か?インハンド8話ネタバレ①
「インハンド」第8話は、紐倉と遠藤の大学同期ライバル対決にも注目が集まった回でした。
また、自殺した直継の髪の毛の地毛が赤髪だったことが、謎解きの発端となりました。
まずはあらすじをご紹介します。
紐倉(山下智久)は、SNSで話題になっている“呪いの血のポスター”に興味を持つ。それは園川務(柄本明)が会長を務める巨大企業キガシマホールディングスのポスターで、務の息子であり後継者候補の直継(夙川アトム)が飛び降り自殺をしたことが発端だった。
モデルの頭部が血のように赤く染められた“呪いの血のポスター”は、本当に直継の自殺と関係しているのか?紐倉は、高家(濱田岳)、牧野(菜々緒)と共に直継の自殺の真相を調べることに。調査を進める3人の前に、経産省のアドバイザーを務める遠藤匡晃(要潤)が現れる。なんと遠藤は紐倉の大学の同期で、偶然にも同じ事件を調べていた。昔から紐倉を一方的にライバル視している遠藤は、今でも対抗心むき出し。何かにつけて紐倉に絡んでくるのだった…。
そんな遠藤を横目に紐倉たちがさらに調べを進めると、園川家に伝わる“鬼の血”伝説に辿り着く。鬼の血の伝説とは一体何なのか?驚きの事実が明らかになる…。
自殺した園川直継がデザインしたポスターの女性に髪の部分には赤い液体が振りかけられていました。
紐倉は、当然のようにその液体に「セラチア菌」が含まれていたことを確認します。
園川直継の地毛は、黒髪ではなく珍しい赤髪であることを知るのでした。
「セラチア菌」は、免疫機能が落ちている人や遺伝的に身体の弱い人が感染しやすいとされる菌です。
遺伝的に赤い髪の人は、依存症になりやすいなどという特徴があるそうです。
園川家の家系は、今は無人島になってしまった九州沖の上之宝島でした。
狭い範囲で近親婚が繰り返されると、特定の遺伝子(ファウンダー)が広がります。
大次郎、朱実、直継が赤い髪を持っていることは、そのことを意味するものでした。
実際に、近親婚を繰り返した文化は、体が弱く短命な王や王妃が多かったようですね。
務は、直継を守る為に、早い時期に彼を後継者から外すことで妙なストレスが加わって発症しないよう、自由に生きるよう求めていたのでした。
スカーフが印象的な遠藤は、直継に園川家の家系について調べることを依頼されました。
直継は自分の血統を恐れ、嫌っているようでした。
遠藤がしぶしぶ調査報告を知らせると、穏やかな性格の直継は、「鬼」と呼ばれていた祖父と同じ遺伝子であることを知らされて、性格が豹変します。
一旦は家を出た遠藤ですが、心配になって引き返すと、直継は酒を飲んで遠藤の首を絞めてしまいます。
そして我に返った直継は、そのショックのあまり、橋上から飛び降り自殺してしまいます。
遠藤が暑い時期にスカーフを首に巻いていたのは、首を絞められたのが原因でした。
遺伝子か環境か?インハンド8話ネタバレ②
園川務は、直継に「鬼の血が流れている」「気をつけろ」と言い続けていました。
しかしそれがネガティブな洗脳になっていたのかもしれない。
「発想が古典的だ」と言うと、紐倉は務の車椅子を押して、会長を「こどもと家族のみらい絵画コンクール」受賞会場に連れて行きます。
「人間を決定するのは、「遺伝子」なのか「環境」なのかではなく、「遺伝子」と「環境」なのだ」
そして、「直継の中に鬼が生まれた」と言うのです。
環境が人をどう変えるのか、会長に確かめさせようとします。
「みらい大賞」の受賞者、都築歩夢は、務が恨んでいた赤髪の少年でした。
歩夢は直継の子供でした。
39人目の遺伝子ルーツ対象者を、遠藤は偶然にも見つけてしまいました。
母親は、歩夢のことを直継に言わないよう頼みます。
すると、遠藤は、「会うのは無理でも、歩夢の絵を見て貰うのはどうか?」と提案し、直継が審査員になっているコンクールに歩夢の絵を出品します。
そして、歩夢の絵が大賞になりました。
歩夢の受賞挨拶をじっと見つめる務。
「人を作るのは、遺伝子と環境か・・・」
と呟く務。
「あの子に何を言ったらいいのか?」と戸惑う務に、
紐倉が「絵を描いてくれるよう頼んだらどうですか」と応えます。
義父のようになって欲しくないという恐怖から、直継を「鬼の血」から遠ざけようとした務は、確かに先入観の塊だったのかもしれません。
それが原因で、直継は自殺してしまったのかもしれません。
しかし、やり方は間違っていたかもしれませんが、務なりの親心だったのかもしれませんね。
遺伝子か環境か!鬼の血のDNAは迷信か?インハンド8話ネタバレ・まとめ
追記していきます。